
日産サクラは、電気自動車ならではのパワフルな走りと軽自動車の使い勝手の良さを両立させたモデルとして注目されています。
ただ、インターネット上では「日産サクラは重い」という声も聞かれ、購入を検討している方は、それがデメリットにつながらないか気になっているのではないでしょうか。
重いと言われる日産サクラには、いったいどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
この記事では、なぜ日産サクラが重いのかという理由から、その重さがもたらすメリットやデメリットまで、初心者にもわかりやすく解説していきます。
この記事を読むことで、読者は以下の点について理解を深められます。
・重さがもたらす走行性能や乗り心地のメリット
・車重がもたらすタイヤや維持費への影響
・購入前に知っておくべき注意点

日産 サクラが重いと言われるのはなぜか
- 日産サクラが重い理由とは
- ガソリン車との重量比較
- バッテリーが重さの主原因
- バッテリーは床下にあるから低重心
- 重量税や維持費はどうなるのか
日産サクラが重い理由とは
日産サクラが重いと言われるのには、はっきりとした理由があります。
それは、電気自動車ならではの構造にあります。
サクラは、軽自動車の規格を維持しつつ、航続距離を確保するために、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
バッテリーはガソリン車のエンジンや燃料タンクよりもはるかに重く、それが車両全体の重量を増加させる主な要因になっています。
また、バッテリーを保護するための車体補強や、静粛性を高めるための遮音材なども重量を増やす一因です。
ガソリン車との重量比較
日産サクラの車両重量は、最も軽量なグレードでも1,070kgから1,080kgです。
これは、同クラスのガソリン車と比較すると、明らかに重い数値です。
例えば、日産デイズの最も重いモデル(ハイウェイスターGターボ プロパイロット エディション)が940kgなので、サクラはデイズよりも約130kgから140kg重いことになります。
この差は、燃費(電費)にも影響を与えますが、それ以上に運転性能や乗り心地に大きな違いをもたらす要素です。
バッテリーが重さの主原因
日産サクラの車両重量を増加させている最大の要因は、搭載されているリチウムイオンバッテリーです。
サクラのバッテリー容量は20kWhですが、このバッテリーパックの重量だけで約200kgにもなります。
車両全体の重量に占める割合が約20%にもなるため、バッテリーの存在が車重に大きく影響しているのです。
前述の通り、このバッテリーの重量がガソリン車との大きな重量差を生み出しています。
バッテリーは床下にあるから低重心
重いバッテリーはデメリットばかりではありません。
その重さを利用することで、むしろ走行性能に有利な面をもたらしています。
日産サクラのバッテリーは、車体の床下中央部分に配置されています。
これにより、車両全体の重心が大幅に低くなります。
一般的に、重心が低い車は走行安定性が高く、カーブを曲がる際にもふらつきにくくなります。
加えて、横風に強いというメリットもあります。
この低重心化のおかげで、日産サクラは軽自動車でありながら、どっしりとした安定感のある走りを実現しているのです。
重量税や維持費はどうなるのか
サクラが重いことを知ると、重量税や維持費が高くなるのではないかと心配になる方もいるかもしれません。
しかし、日産サクラは電気自動車のため、エコカー減税の対象となり、重量税が優遇されます。
新車購入時には重量税が全額免除となり、継続車検時も税制優遇期間中は軽減措置が適用されます。
そのため、通常の軽自動車と比べて、税金面での負担は極めて低く抑えられています。

日産 サクラが重いことのメリットとデメリット
- 車重が重いことのメリット
- 重いことで乗り心地は良くなる
- 重いことが燃費(電費)に与える影響
- 重いことのデメリット
- 重さがタイヤに与える影響
- メンテナンス費用への影響
- 日産サクラの重さを総合的に判断する
車重が重いことのメリット
日産サクラの車重は、走行性能においていくつかのメリットをもたらします。
まず、前述の通り重心が低くなるため、走行安定性が非常に高いです。
これは、高速道路での走行時やカーブを曲がる際に特に体感できます。
また、バッテリーが車体の前後方向に長く配置されていることから、前後重量配分が改善されます。
これにより、ハンドリングが良くなり、ドライバーが思い描いた通りのスムーズな操作が可能です。
これらの要素は、軽自動車でありながら、登録車のコンパクトカーのような上質で安定した走りにつながっています。
重いことで乗り心地は良くなる
車両重量が重いことは、乗り心地の良さにも貢献します。
物理的な質量が大きいほど、路面からの振動や衝撃が吸収されやすくなるからです。
日産サクラは、重いバッテリーが振動を吸収する役割を果たすため、路面からの細かな凹凸が車内に伝わりにくくなります。
これにより、ゆったりとした質の高い乗り心地が実現し、長距離運転でも疲れにくいと感じる方が多いです。
また、モーター駆動による静粛性も相まって、小さな高級車のような快適さを味わうことができます。
重いことが燃費(電費)に与える影響
車重が増えると、車を動かすために必要なエネルギーも増えます。
ガソリン車では燃費が悪化しますが、EVでは電費が悪化し、航続距離が短くなることにつながります。
しかし、日産サクラの場合、単純に重さがデメリットになるわけではありません。
日産独自のバッテリーマネジメントシステム(BMS)が電力の消費を最適に制御しており、効率的な走行が可能です。
また、エネルギー回生ブレーキが搭載されているため、減速時にエネルギーを回収してバッテリーに戻すことができます。
そのため、ストップアンドゴーが多い市街地走行では、カタログ値よりも良い電費を記録することもあるのです。
重いことのデメリット
日産サクラが重いことによるデメリットも存在します。
最も顕著なのは、タイヤへの負担が増えることです。
車両重量が増加することで、タイヤにかかる荷重が大きくなり、結果としてタイヤの摩耗が早くなる傾向があります。
一般的に、ガソリン車と比較すると、EVのタイヤは耐摩耗性能が20〜40%悪化する可能性が指摘されています。
もちろん、米紙が報じたような「4分の1から5分の1」といった極端な摩耗は想定されていませんが、ガソリン車よりもタイヤ交換の頻度が高くなる可能性はあります。
重さがタイヤに与える影響
前述の通り、車両重量が重くなるとタイヤへの負荷が大きくなります。
タイヤは、車を支え、加速・減速・旋回といった基本的な動作を担う重要な部品です。
サクラのように車重が重い場合、特にカーブを曲がる際や急な加減速を行った際に、タイヤの摩耗が進みやすくなります。
このため、EV専用に開発された高荷重に対応するタイヤを選ぶことが大切です。
また、ハンドルを据え切りにしたり、急発進・急ブレーキを避けたりすることで、タイヤの寿命を延ばすことができます。
メンテナンス費用への影響
車重が重くなると、タイヤだけでなく、サスペンションやブレーキシステムにも大きな負荷がかかります。
これにより、これらの部品の劣化が早まり、交換サイクルが短くなる可能性があります。
特に、ブレーキパッドは車両を止める際の摩擦が大きくなるため、使用頻度によっては交換が早まることがあります。
しかし、サクラにはエネルギー回生ブレーキがあるため、フットブレーキの使用頻度が減り、パッドの摩耗を抑える効果も期待できます。
これらの部品の消耗度を定期的にチェックし、計画的にメンテナンスを行うことが、予期せぬ出費を抑えることにつながります。
日産サクラの重さを総合的に判断する
日産サクラの「重い」という特徴は、デメリットだけでなく多くのメリットももたらします。
- サクラの車重は1,070kgから1,080kg
- バッテリーの重量が車重の主要因である
- バッテリーは床下にあるため重心が低い
- 低重心化により走行安定性が向上する
- 重さが乗り心地のしっとり感に貢献する
- エネルギー回生ブレーキで電費の悪化を抑制
- タイヤへの負荷が大きく摩耗が早まる可能性がある
- タイヤ交換の頻度がガソリン車より高くなることも
- サスペンションやブレーキへの負担が増加する
- 重量税はエコカー減税の対象で優遇される
- 走行性能、乗り心地、安全性は高評価
- 静粛性が非常に高く小さな高級車のような質感
- 重量増のリスクは技術でカバーされている
- 総合的に見て日産サクラの重さはメリットが多い
- 安心して運転できる信頼の証とも言える

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